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郵便番号←→住所 リアルタイム変換は、JS。

一般に レンタルサーバーリソースより  端末のほうが実行可能リソースが大きいだらう。特にブラウザ利用中はそれがリソース配分対象の主であるし、なおさらである。

しかるに  JS (などフロントエンド)で実行させることでクライアントに負担させるやうに振るのが最近のファッションであるし、

それに従って表題のものを作成した所、(1字ずつ入力するたびに候補が)リアルタイムに、滞りなく、表示された( Core i7  8世代  の Laptop の場合)。

 

なお、表題にあるやうな機能の Javascript ソースコードは Chat GPT で聞けば簡単に作成出来る類のものであるため、ここでは省略する

最近の Javascript は高機能 ※ であるため Library は使っていない。

 

とはいえ  全国一括CSV は 12万行もあるため、もしも実行速度を気にするならば、

郵政の ZIP データを分割する上での妥協点  で示したやうに 都道府県・自治体コード別に 郵便番号データを分けてゐると、なお早いと思はれたのでさうした。

 

しかしながら分けた場合、保守性が犠牲になる。つまり市区町村の合併により郵便番号がアップデートされた場合、個別に変更を適用するのは手間を要する。

なので 全国一括CSV から、都道府県別・自治体コード別の CSV・XML群 を batch 的に 生成できるやうにしておけば、郵便番号データの変更に対してもわづかな手間で対応できうる。

勿論、差分が明らかであればそれだけ入れ替えれば済む話ではあるが。

 

書いていることは前回の記事と殆ど変わりがないが、実際に分けた方が確かに早い、という漠然とした感覚を改めて書いた。ファイルを分ければ早くなるのは当然、とは限らない。オーバーヘッドというものがある。数値で示してくれ、と言われると、そこまでするのはめんどうだし、実際のところ厳密に比較して根拠を示すのは難しい。

 

Javascript を解釈するのはブラウザであるため、最近の Javascript 仕様に準拠しているブラウザ エンジンが高機能な解釈機能を有している、といふ意味である。