安上がりにクリックポストラベルの感熱印刷
別に通常のインクジェットでも良いのだが、「感熱ラベルプリンタ」というものが非常に安く出回っているのに気づいて、これは配送用ラベルのみならず、パッケージのシールにおいても、それがモノトーンの意匠ならば使えそうだし、インクもインクリボンも不要なのは魅力的である。
感熱ラベルプリンタ
PM-241-BT
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Bluetooth 接続できて便利だが不安定なので USB接続した。驚いたのが印刷速度である。1秒以内で印刷できる(逆に速度を最低に設定したいぐらい)。
感熱ラベルロール
100x150mm (4x6インチ) デスクトップ感熱ラベルプリンター用
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この組み合わせだと、片側はフチ無しで印刷可だが、もう片方は必ず 5-10mm ほどの余白が出て腹立たしい(これはプリンタ側ではなく、ラベル側の特性のような気がする・・)
とはいえ「クリックポスト」のラベルを印刷するには足る程度の性能のため、まあいいや。
給紙環境を固定する
通常のプリンタも紙抑えのマージンがゆるすぎると逐一ずれるように、これも調整したのち給紙条件がずれないようにしたほうが望ましい。
仮にロールホルダーを使っても、本体側の位置がずれたら意味がないので、本体・ロールごと収納して拘束条件をつけるようにした。
この場合の印刷設定
日本郵政クリックポストのサイトから依頼すると、ラベルがPDFファイルで開けるので、いったん保存しておく。
30分経過すると二度と開けなくなるからだ。
保存したPDFを Chrome で開いて、以下のような設定で印刷する(一度印刷すれば設定は保存されるが)
印刷結果
これで送ることができた。
なお、QRコードは印刷が鮮明なら確認する必要もないだろうが、不鮮明なら
で確認してみてもよいかも。「TXJ:01:KQL:………;」 などと出てくればOK。
モノトーンの意匠なら感熱でも?
感熱紙はよくて数年しか印字が保てないというが、届いたらすぐに捨てられるパッケージ、とりわけ食品包装のラベル、であれば、必要十分な気もする。
問題は白黒モノトーン(よくてグレースケール)の意匠に制約される、ことだが。
1方だけはなぜかフチなしで印刷できるため、それ以外の余白を一括裁断すると・・、
フチナシの側には、剥がし代が残っているので、剥がすのにも難儀しない。最悪ハーフカッターを使えばいいが、このサイズのは持ってないので。
これは、塗り潰しの意匠であるからして裁断をしたが、別に塗り潰さない意匠であれば裁断せず、プリンタユーティリティで微調整すれば済む。
このように 食品梱包のラベルに、感熱ラベルプリンタをうまく導入すれば、「塗り潰し」の意匠でも安く済む。
(インクジェットプリンタでやるとインク代が高くつき、シール外注すると結構な値段に成る。)









