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乾くのが早い二層式洗濯機

二層式洗濯機を買って、これで洗濯している。全自動より面倒ではないかと思ったが、全自動でも何れにせよ取り出して干すという手間がある。1人用だと amazon で 1万円で購入できる二層式洗濯機がある。ファミリー用だとこれでは厳しいから、一般の日立や東芝のが良いかもしれない。

 

二層式のメリットは脱水能力の高さと操作性だ。マイコン式と違って、任意のタイミングでフタを開けて、と半自動ならではの小回りの良さがある。脱水能力は確かに高い。部屋干しをしているのだが半日で完全に乾く。ほんのり湿った状態でも構わないなら2, 3時間でもその状態になっている。

 

上記の広告の商品は、1人用で普段の洗濯なら差し支えがない。カッターシャツ・スラックス・靴下・下着が、それぞれ 2セットはギリギリ入る。毎日洗濯するなら 1セットしか出ないだろうから、かなりの回転数(rpm) で高い洗浄能力になる。モータであることには変わりないので入れすぎると回転数が落ちる。

 

水の加減でも洗浄度が変わってくる。水が少なすぎてもいけないし、多すぎてもいけない。

摩擦させるために少ない状態で 3分、 ほどよい状態で 3分、そして少し水が多めにして 3分洗濯し、あとはすすぐ。カッターシャツの皮脂汚れなら完全に落ちる。

 

インクや鉱物油系の頑固な汚れは中性洗剤では落ちにくいので、これは洗濯機が何であろうと同じことだろう。直接、有機溶剤を使って落とすしかない。

 

上記の広告の洗濯機では ブラケット類は入らない。ただしブラケットを洗濯する場合は、だいたいタイミング的に布団も洗濯するだろうから、そういう場合はどのみちコインランドリーの利用になるだろう。

 

消費電力

身も蓋もない話ではあるが 1人用洗濯機でも 洗濯 240W、脱水120W であり、一般のファミリー用の洗濯機とさほど消費電力は変わらない。ただし小さい方が節水にはなる。

洗濯10分、すすぎ5分×2、 脱水1分×3ローテーション と仮定した場合、消費電力量は 0.08kWh でしかない。1回の洗濯で 2~3円だ。

これは上記の広告の製品の場合である。一般のファミリーサイズの東芝や日立の二層式洗濯機の場合も、そこまで差はない。

 

乾燥

洗濯機で電気代がかかるのは乾燥機能を使った場合である。この場合、1回で 50円~150円 の電気代がかかる。お風呂もそうだが、商用電力程度のパワーはこういうのには不利なのである。だからプロのランドリーではガス乾燥機となっている。二層式洗濯機を使った場合、脱水能力が高いので、そもそも自然乾燥で十分である。なにか特別な拘りがある人はガス乾燥機を使うらしいが。

二層式とは話がずれるが、もし洗濯機の乾燥機能を使いたい場合は、よく脱水させた洗濯物を小分けして、乾燥だけの機能を使って乾かした方が効率がいいだろう。たくさんの量をつめこんだ状態で乾燥機能を使っても、時間と電気代がかなり掛かる。

 

二層式ならではのメリット

「このタオル、別に汚れてないが、精神衛生上気持ち悪いから洗うか」というようなチョコっと洗いの場合、ポンと放り込んで 2-3分ほど回して、あとは軽くすすいで、脱水・・、

合計でも 10分足らずで完了し、しかも脱水能力が高いので、脱水した時点で既に「ほんのり湿ってる程度」で、そのまま使えないこともない。

それなら洗面所で手洗い・手絞りでもよいのだが、手絞りの脱水より、遠心分離機の脱水のほうが段違いに乾く。

やはり乾くのが早いのがメリットだ。