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郵政提供・郵便番号全国一括CSVを 都道府県・自治体コード別に分割及びXML生成する C# exe

ありそうでないので作った。日本郵政は 郵便番号・住所相互検索API を提供してゐるが、ゆうゆうIDに登録しないといけない。

そして何より日本郵政のサーバーなので相当なユーザーがアクセスすることが考えられる。

 

日本郵政としても「日本全国のすべての郵便番号検索ボタン」が一斉にそのAPIを使うことは想定していないでしょう

つまりそういう意味でも、できるなら自鯖内でやるにこしたことはない。

 

かといってCSVをダウソして作るとする。各都道府県ごとのデータが公開されているが、これをいちいち

すべてダウンロードするのもたいへんだし、全国一括のデータならボリュームが大きいので、

適当なサイズに分割する必要がある。

 

そこで日本郵政が提供する 郵便番号・全国一括CSV を、「都道府県別」および「郵便番号上3桁」ごと

のCSVに分割する exe を作った。また同時に XMLも生成する。

 

使い勝手の自由度はまったくなく、入出力先をボタンで指定し、実行ボタンを押すだけである。

日本郵政CSVデータ分割プログラム_ランタイム別 (2MB) .  NET8 Runtime 要

なるべくこちらをインストールください。Runtime が必要です。郵政の全国一括CSV同梱。

 

日本郵政CSVデータ分割プログラム(インストーラ) (50MB近く)

こちらは本アプリを動かすに足る程度の .NET8 Runtime が同梱されたインストーラ。

郵政の全国一括CSV同梱。

 

プログラムGUI

 

なお都道府県は 47個である(画像の 48個は間違い)

ボタンを押すと、以下のやうなCSV, XML が出力さる(ファイル名は決め打ちの固定)

数字2桁のファイル名になっているのは、自治体コード別のデータである。自治体コードの分類は都道府県別とは限らないため、これも生成している。

 

 

読み込むべきCSVは 郵政の全国一括CSVであり、先頭行に

“ZipOld”,”PrefCode”,”Zip”,”PrefKana”,”CityKana”,”TownKana”,”Pref”,”City”,”Town”,”DupleTown”,”ExBanchi”,”ExChome”,”DupleZip”,”ExUpdate”,”Reason”

をカラム名として追加し、 UTF-8で保存してください。

 

 

プログラムで色々と事細かに対応するよりも、わづかな手間で処理する対象を整備する方が合理的である。それは AI 施策に於いてもまた然り。

 

 

<関係のない話>

なお郵政の郵便番号CSVの、後ろから数列の1か0の情報は郵便番号とは違うが、〇番地、△丁目とかいう

細かい情報が示されているので、町域名から string 操作とかする手間が省けそうです。

 

イラネ、と思って消さずに、残しておいたほうが後から使うこともあるでしょう。